インドネシアコンピューター大学(UNIKOM)にて、ラジオドラマと箱舟壱座に関するスピーチを行いました

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インドネシアコンピューター大学(UNIKOM)にて、ラジオドラマと箱舟壱座に関するスピーチを行いました

2024年11月、海外人材事業などを展開する株式会社mobility carrer代表取締役会長・加藤滋樹様が主催されるインドネシア視察に同行させていただきました。

視察の内容としては、インドネシアコンピューター大学(UNIKOM)日本語学科の学生の皆さんに向けた日本産業の紹介及び質疑応答、先生方との意見交換会、そして日本企業へ内定が決まっている方向けの送り出し機関の見学と交流です。主に海外人材の採用と育成に興味がある経営者に向けた視察ではあるのですが、ご縁があってお誘いいただいたことと、これまでの人生で足を踏み入れたことがない国に行くことによる創作者としての刺激を期待して、参加を決めました。

UNIKOMについて

UNIKOM(Universitas Komputer Indonesia)は、首都・ジャカルタから車で1時間ほどのところにあるバンドンという街の私立大学です。情報理工学部、経済学部、法学部、デザイン学部、社会政治学部、人文学部があり、学生さんは合計で約1万人とのことです。今回は、人文学部日本語学科の学生さんと交流をしてきました(他の学部の学生さんも有志で参加されていたそうです。積極的!)。

UNIKOMのエントランスにあるオフィスサイン

Noah Revが話してきたこと

まず「日本のエンタメにはラジオドラマというものがある」というところからお話をしました。

インドネシアの若者の間では海外に出稼ぎに行く道を選択する方が増えており、その中でも日本は人気の行先のようですが、その理由の一つに日本文化があります。四季や季節行事、日本食はもちろんのこと、漫画やアニメなど日本のエンタメ産業はインドネシアでも親しまれています。ラジオドラマというのは世界的に見ても珍しいコンテンツであるため、皆さんとても興味深く聞いて下さっているようでした。

スピーチをしているNoah Revの様子

また、箱舟壱座についてもお話をさせていただきました。これまでYouTubeで様々な作品を発信してきたこと、その全てがオリジナル作品であること、今年の夏に出場した「ラジドリコロシアム」というラジオドラマの大会で優勝したこと(なんと歓声が上がりました!)。そして、箱舟壱座の理念である「誰かのための、リアルなエンタメ」についての説明をしました。

ヴァスカレイドのイラストが好評でした

スピーチ後の交流の時間で思ったこと

私と同行者の皆さんのスピーチが終わった後、学生さんが気になる経営者さんのところにやってきて質疑応答と交流の時間があったのですが、とにかく皆さん積極的なのが印象的でした。具体的な質問はもちろん、ラジオドラマと箱舟壱座に興味を持ってくれた方も多く、ここぞとばかりにチャンネル登録をお願いしました。

向こうでは交流SNSとしてWhatsAppとInstagramの2つが主流らしく、「インスタ交換しましょう!」とたくさんの方に言われ、すっかり更新が止まっていたインスタのアカウントインドネシア向けに再始動させることにしました。

今回の交流会参加者全員でパシャリ。人が多い!

インドネシア視察を終えて

帰国後に実施したX(旧Twitter)のスペースでも話した通り、とにかく刺激を受けました。UNIKOM以外にも様々な施設に訪れたのですが、インドネシア国内の事情を知ることが出来たり、独特な国民性や宗教のこと、そして今後の日本との関わり方における可能性など、創作者として、それ以前に一人間として学びが多い視察となりました。

VTuber業界においてもインドネシア向けの展開があることからも分かるように、日本の文化に興味を持っている方はインドネシア国内に少なくなく、このたびは箱舟壱座を知っていただくきっかけにもなりました。現在、既存作品のローカライズなど、箱舟壱座のインドネシア向けの展開も検討しています

ラジオドラマは国境を越える──箱舟壱座は、そういった新たな可能性も切り拓ける場所でありたいものです。